富江VS富江
増殖は終わり、破滅が始まる。
恋人の尚子(あびる優)を目の前で何者かに殺された梅原一樹(八戸亮)は精神的に強烈なダメージを受け、カウンセリングに通いながら社会復帰を目指していた。目の前で殺されたとは言え、一樹に事件の定かな記憶はない。そもそも、尚子の死体すらなく、警察は事件そのものの存在すら認めていない。しかし、一樹は尚子の遺骨の一部を形見として持っている。確かに尚子は死んだのだ。
自分自身でも症状の改善が著しいと感じた一樹は、社会復帰をして働くことにする。一樹が就職した先はマネキン工場であった。工場長の藤田(菅原大吉)に先輩工員の岸田(三浦誠己)を紹介された一樹は、彼から仕事を教えてもらうことになる。
ある日、藤田に「会わせたい人がいる」と工場の別棟に連れて行かれる一樹は、そこで信じ難いものを目にする。
11月17日<土>より
渋谷シネ・ラ・セットにて戦慄のレイトショー!
- [CAST]
- あびる優/八戸亮/松岡恵望子/三浦誠己/菅原大吉/長江英和/梶原阿貴/伊藤洋三郎
- [監督/脚本]
- 製作:松下順一/企画:加藤東司 成田尚哉/プロデューサー:東快彦 久保和明/原作:伊藤潤二(朝日ソノラマ刊)/監督・脚本:久保朝洋/音楽:タルイタカヨシ/撮影:長野泰隆(J.S.C.)/照明:安部力/録音:西條博介/美術:長谷川晃子/特殊メイク・造型:梅沢壮一/編集:山田宏幸
助監督:海野敦/制作担当:仲野俊隆/制作プロダクション:アルチンボルド/制作:円谷エンターテインメント/製作:アートポート